2024年05月16日

しみじみ

 朝井まかて『銀の猫』読了。

銀の猫.jpg

「介抱人」という職業は、本当に江戸の口入屋で扱われていたのか……? もしそうであれば、今も昔も人の悩みは同じ、ということかと思うが、なんだかしみじみ身につまされる。

 西加奈子『うつくしい人』読了。

うつくしい人.jpg

 すごく明るそうで、しかも大成功している作家さんなのに、大病を患ったり、また若い時にはこんな屈託を抱えていたりもしたのか、と、いろいろ考えさせられてしまう人であり、作品。お金があっても気が晴れるとは限らないのか。

posted by あーる at 16:48| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
西加奈子さんのこの作品は読んだことなかったです。借りてみよう。
Posted by 溺愛猫的女人 at 2024年05月19日 13:16
溺愛猫的女人さん
割と初期のころの作品のようですが、面白く読めました。というか、いろいろ悩んだ時期があったのかなあ、と。
Posted by あーる at 2024年05月21日 12:36
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