2024年02月26日

今度こそまめに

 片島麦子『未知生さん』読了。

未知生さん.jpg

 捉えどころのない未知生さんを、周囲の人たちが語る。『悪女について』スタイルの小説だが、なんというか、じんわりと面白かった。もっと読んでみたくなる作家。

 安田菜津紀『国籍と遺書、兄への手紙――ルーツを巡る旅の先に』読了。

国籍と遺書.jpg

 父も兄も自死……そして自らの出自を知って、と、なかなかにショッキングな出来事の連続だが、ルーツを探っていくことによっていろいろな問題が見えてくる。驚くことが多すぎてちょっとピントがぼけるほど。


posted by あーる at 22:49| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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