評価が高い著書だが、amazonを見ると、外国の方からの評価が高いようで……みんな原書で読んでいるのか英訳本を読んでいるのか、それとも他の言語訳を読んでいるのか不明だが、少なくとも何か日本語訳は違和感がある。面白い話なんだろうし、感動的なところもあるし、シチリアの料理は美味しそうだし……翻訳がこなれているかどうかは改めて大事だと思う。
三浦しをん『愛なき世界』読了。
長編だが、やはり読ませられてしまう。2日ほどで一気読み。T大で植物の研究か。基礎研究の果てしない地道さがよくわかり、しかも読後感爽やかな、恋愛しない恋愛小説というか、とにかく面白かった。まあ、でもここまで地味だと映画化はしないかな。
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