外国語大出でもない筆者が、24歳でアラビア語を0からはじめ、4年後には外交交渉の通訳に!(外交官としては当たり前かもしれないが)アラビア語の言語特性も、文字を左から書くくらいのことしか知らないが、発音がとても難しいのは周知のこと(でもないか?)。そのうえ、話し言葉と書き言葉を会話の中で使い分けるという……この辺になるともう何を言っているのかよくわからない。しかし、インプットよりもアウトプットという考え方や、単語ノートの作り方等は非常に参考になる。通訳の必要はなくても下手すれば英語でのオンライン会議が降ってくることもありそうな環境なので、いろいろ耳が痛い……学生の時は平気で中国⇔英語の通訳なんてやってたのが、まさにめくら蛇に怖じずで、今思えば実に恐ろしい。
リン・マー『断絶』読了。
パンデミック小説とくくってしまえばそれまでだが、少しばかり長すぎるが面白かった。NYに生きる主人公の孤独がひしひしと伝わってくる。この手の末法モノ(?)のSFは珍しくはないが、なんかしみじみさせられた。
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日本語もそうかもしれないですが、少しくらい無礼でもいい連中の前ならそこそこ話せます。が、外務省の方だと絶対にそうはいかないでしょうね。私も今は無礼が許されない人と付き合う機会が増えて、貝のようになっております。
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たいへん啓発を受ける本なのですが、その後勉強するかというと………かえって落ち込んだりしています。