2021年10月17日

フランス映画?

 日曜日は、アルチュール・アラリ監督「ONODA 一万夜を越えて」を見に行きました。
 このての映画[映画]、絶対猫マスターが先にチェックしているだろうと思ったら、私の方が情報が速かった![わーい(嬉しい顔)]
 8日から公開で、ちょうど一週間。横浜のららぽーとに入っているTOHOシネマズに行きましたが、悪天候[雨]にもかかわらず(いや、むしろ悪天候だから?)、9時[時計]からの第一回目の上映は、この手の映画[映画]にしてはまずまずの入りかも。ただし、年齢的にはある一定以上上って感じ(我々も人のことは言えませんが)。今の若い子は、このニュース[TV]の記憶はないよねえ、当然。
 ディテールに関しては、猫マスターはいろいろ文句があるみたいでしたが(軍服とか)、全体的には3時間[時計]の長さを感じさせない良い映画だったと思いました。フランス人の監督というのがよかったのかなあ。過剰にウェットにもならず、役者に変にシュッとした今どきの売れっ子も入らず。
 若い時を演じた遠藤雄弥さんも年取ってからを演じた津田寛治さんも、雰囲気がよく出ていたし、変わったところもあまり違和感がありませんでした。
 それにしても、ノンフィクションであり、また実在した一人の人間の記録としてはあまりにも重いので、なんかしみじみしてしまいました。仲間がいた頃はまだしも、たった一人、異国のジャングルで戦い続けるというのは……いくら想像力を働かせても、その孤独は計り知れません。

IMGP3517.jpg
帰ったら、ライチがすっかりこの敷物気に入ってしまっていました


※このキルトのカバー、故・レオン君がFIPで闘病中に使ったレンタル酸素室のカバーだったのです。すっかり忘れてしまい込んでいて、また出してみたら、妙に気に入ってくれました。

posted by あーる at 23:09| Comment(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「ONODA 一万夜を越えて」知りませんでした。勉強不足です。調べてみます。
Posted by 溺愛猫的女人 at 2021年10月21日 00:23
最近映画はどんどん上映期間が短くなって、すぐネット配信に入るような気がします。劇場で見たから大迫力でどうの、という映画ではないのですが、面白かったです。
Posted by あーる at 2021年10月21日 09:21
あの、小野田寛郎さんの映画だったのですね(゚ω゚)
最近は『MINAMATA』って映画もあるみたいですね。
Posted by kontenten at 2021年10月21日 09:27
kontentenさん
ジョニー・デップの『MINAMATA』も、彼の最高傑作という人もいます。どんなんだろう。同じ館で上映していましたが、そちらにも一定以上の年齢の人たちが見に行っていたような気がします。
Posted by あーる at 2021年10月21日 15:22
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