2021年09月23日

あの名作

 T.S. エリオット (著), Thomas Stearns Eliot (原著), Edward Gorey (原著), 小山 太一 (翻訳)『キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科』読了。

キャッツ.jpg

 かの有名ミュージカル『キャッツ』の原作というが、これは詩集的な本。
 先日陸ちゃんを引き取ってくださった方が、紋次郎の写真を撮って、「T・S・エリオットのキャッツに出てくる子みたい」とおっしゃってくださったのを人づてに聞き、借りてみた。
 おそらくミュージカルの中では、一番踊れる白黒猫のことだと思うけど。
 この本はといえば、確かにミュージカルを見た人は、あー、ここからとっているのかな、と思うけれども、ミュージカルのほうではほぼ主役のグリザベラは、子供に読ませる本としてはちょっとあまりにかわいそう、というので収録されていない。翻訳はされて縦書きになっているけれども、横書きでいいんじゃない? というくらい洋風の絵だし、言葉遣いだし。

posted by あーる at 16:45| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この本は知りませんでした。図書館にあるといいな。
Posted by 溺愛猫的女人 at 2021年09月24日 23:38
溺愛猫的女人さん
私も陸ちゃんをもらってくださった方がおっしゃっていた、というところから初めて知りました。エリオットなので、イギリス通の方にはメジャーなのかなあ。
Posted by あーる at 2021年09月25日 19:12
コメントを書く
コチラをクリックしてください