小松左京先生が読み返される昨今の状況だが、それ以上にこの作品は、あまりにもはまりすぎていて、こわい。まあ実際、日本の政治家の動きの遅さは小説以上のような気がするし。これが書かれたときは、SARSやら鳥インフルエンザやらいろいろ出てきたけれど、こんな恐ろしいことになるとまでは思わなかったんだろうになあ。書いた作家が一番驚いているかも。だが、今回の政府の動きを見ていると、こんな小説の中の古都みたいなことができるのは中国だけかなあ。希望を持たせた終わり方でよかった。
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最後はまずまずハッピーエンド(ネタバレだな)ですが、まあ、怖い怖い。でも、なかなか本に出てくるような強硬手段はとれていないのが現実です。
あーちゃさん
今人気なので、私もかなり待ちました。次の人が待っているから、早く返さなくちゃ、です。
溺愛猫的女人さん
新型コロナウイルスとこの本で扱われている強毒性のインフルエンザは違うのですが、パンデミックに至ってしまうと、同じですね。怖いです。