2020年02月11日

ハルキストでは、必ずしもないが

 村上 春樹 (著), 佐々木 マキ (著)『ふしぎな図書館』読了。

ふしぎな図書館.jpg

 うーん、ハルキストじゃないからなあ。味のある絵と文章ではあるけれど、図書館にこんな連中がいたらいやだなあ。怖いなあ。

 モニカ・トゥルン『ブック・オブ・ソルト』読了。

ブック・オブ・ソルト.jpg

 ちょっと思ったのとイメージが違って、そんなに面白くなかった。フレンチについての描写がいろいろ出てきて、美味しそうだったけれども。

 島本理生『夏の裁断』読了。

夏の裁断.jpg

 なるほど、「裁断」ってそういう意味だったのね。でも、蔵書をデータ化する必要なんてあるのかなあ、自分で。美人でモテモテで傷つきやすくて才能にあふれた時分、みたいなナルシスト小説、久々に読んだ。

 ピエール・ルメートル『悲しみのイレーヌ』読了。

悲しみのイレーヌ.jpg

 先にカミーユ刑事の『その女アレックス』読んじゃったから、悲しい結末になるのはわかっていたけど、やっぱりこのラストはきついなあ。『ブラック・ダリア』とか『アメリカンサイコ』とか、知ってる作品が出てきたのはよかったけど。いやあ、それにしてもこの人の本を読むと、フランス人って意外といいひとっぽく思えるんだよな。

posted by あーる at 20:02| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふしぎな図書館、読みたいけど怖くて読めない(^^; リアル変な人いっぱいいるからな。
Posted by 溺愛猫的女人 at 2020年02月16日 18:22
溺愛猫的女人さん
リアル変な人、怖いですよね。やっぱり図書館も接客業だから大変だよなあ。
Posted by あーる at 2020年02月17日 12:20
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