うーん、ハルキストじゃないからなあ。味のある絵と文章ではあるけれど、図書館にこんな連中がいたらいやだなあ。怖いなあ。
モニカ・トゥルン『ブック・オブ・ソルト』読了。
ちょっと思ったのとイメージが違って、そんなに面白くなかった。フレンチについての描写がいろいろ出てきて、美味しそうだったけれども。
島本理生『夏の裁断』読了。
なるほど、「裁断」ってそういう意味だったのね。でも、蔵書をデータ化する必要なんてあるのかなあ、自分で。美人でモテモテで傷つきやすくて才能にあふれた時分、みたいなナルシスト小説、久々に読んだ。
ピエール・ルメートル『悲しみのイレーヌ』読了。
先にカミーユ刑事の『その女アレックス』読んじゃったから、悲しい結末になるのはわかっていたけど、やっぱりこのラストはきついなあ。『ブラック・ダリア』とか『アメリカンサイコ』とか、知ってる作品が出てきたのはよかったけど。いやあ、それにしてもこの人の本を読むと、フランス人って意外といいひとっぽく思えるんだよな。
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リアル変な人、怖いですよね。やっぱり図書館も接客業だから大変だよなあ。