2020年01月27日

たまってました

 橋本治『黄金夜界』読了。

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 寛一お宮を焼き直すとは、新しいなーと思ったし、楽しく読み進んだが、ラストでなんだか拍子抜け。寛一の行動の意味がよくわからない。これが遺作ですか……うーん。

 小松左京『明烏』読了。

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 小松左京って、『日本沈没』『復活の日』みたいなダイスペクルSFか、『日本アパッチ族』みたいなもうちょっとスケールは小さいけどやっぱりすごいSFか、というイメージしかなかったが、こんな話も書いていたんだ、と感動。けっこうじーんときました。

 日本エッセイストクラブ編『片手の音 ’05年版ベスト・エッセイ集 (ベスト・エッセイ集 (’05年版)) 』読了。

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 時々読む、ベストエッセイ集だが、今回はちょっと玉石混交だったかなあ。

 小野一光『連続殺人犯』読了。

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 いずれも有名な連続殺人事件。なんか、反省しているのは中国人留学生の巍魏くらいで、あとはなんだか全然自分が悪いと思っていないみたい……。

 佐藤さとる『天狗童子』読了。

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 コロボックルとかそういう自分で絵と文章をかいた作品しか読んでいなかったように思うが、これはまたお初に読んですごく面白かった! 超絶おススメ! 何となく三浦水軍の話なんかもあって、地の利もあるし。

posted by あーる at 09:07| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小松左京さんがこんな本を書いてるなんて初めて知りました。
天狗童子も面白そう!
Posted by 溺愛猫的女人 at 2020年01月30日 23:02
溺愛猫的女人さん
ちょっとイメージ違いますよね。しかも、関西の方なので上方落語のお話しだったりします。面白いです。天狗童子はお勧めです!
Posted by あーる at 2020年01月31日 12:24
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