2019年01月09日

ドラマ化されたばかりに

 大沢在昌『冬芽の人』読了。

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 図書館で借りたとたんにドラマが出て、次の借り手がついてしまってゆっくり読めなくなった。
 本は面白かったが、ドラマは鈴木京香主演ということで、はまり役とは思うけれどもちょっと歳がいきすぎてはいないかなあ。

 益田ミリ『47都道府県女ひとりで行ってみよう』読了。

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 やっていることはともかく、感じ方も旅の仕方もちょっと違うなあ、と共感は全くできなかった。が、若干旅のヒントはもらえたかな。まだいけていない都道府県もあるし。

 三浦しをん『私が語りはじめた彼は』読了。

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 連作短編というかなんというか、最初の話だけ以上に既視感があって、これ読んだかなあと思ったけれども、違った。だからと言って盛り上がったわけでもなくて……これもあまり読後感はよくないし、あまり登場人物たちに共感できないなあ。

 万城目学『鴨川ホルモー』読了。

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 万城目ワールド! 京都の町の百鬼夜行! やっぱりきょうだい小説家の中では一番好きかも。これも映画化されているが、どうやってこれを映像化したのか、ヒロインが栗山千明というのはイメージぴったりだし(先に思い付いたのは高岡早紀だけど)、怖いもの見たさで見たくなった。

posted by あーる at 12:34| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鴨川ホルモーは映画も面白かったです。2000匹のオニが戦うシーンは圧巻でした。お勧めです!

「私が語りはじめた彼は」は読んで、だから何だよ?ってちょっと思っちゃいました。三浦しをんさんの作品は職業モノはいいのに。
Posted by 溺愛猫的女人 at 2019年01月13日 09:17
溺愛猫的女人さん
鴨川ホルモーのDVD借りてみようっと。ありがとうございます。『私が~』については、同様の感想ですね。どの人物にも思い入れが持てなくて……
Posted by あーる at 2019年01月13日 16:23
鴨川ホルモー、私も面白かったです!
私は原作を読んでないんで、いつか読みたいです。
Posted by ネム at 2019年01月14日 01:17
ネムさん
私は映画は見ていませんが、万城目学さんの本は今まであまりハズレがないですね。森見登美彦派と万城目学派がいそうですが、私はどちらかといえば万城目さん(勝手に派閥を作ってますが)。
Posted by あーる at 2019年01月14日 09:07
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