2023年12月29日

ちょっと早めにバックレて、青春18きっぷ旅第1弾 ーアートやら電車やら その3ー

 翌朝は、冷蔵庫に入れておいてもらったおにぎりをレンジで温め、食堂の片隅で朝食を済ませ、出発です。

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お世話になりました!

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新前橋駅からは両毛線に乗ります[電車]

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宇都宮到着。餃子像に迎えられる


 駅前からバス[バス]に乗って、終点の宇都宮市立美術館に向かいます。けっこう遠かった!

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ド逆光だな

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お庭にこんな像がありました

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来たかったんだよね、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」


 23日は混雑の予想される日、ということであらかじめオンライン予約していきました。時間[時計]を間違えて早く着いちゃいましたが、「まあまあ混んでますけど、それでもよければ」と早く入れてもらえました。ラッキー!![手(チョキ)]

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くく、このキャラ! いいよねえ

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初期作品、被り物シリーズ。すべて被り物として使用します

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これも初期の作品。「ておくれ」……爆笑してしまった

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これはヨシタケシンスケさんのメモ帳

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リングファイルのバインダーに日常のいろいろなことをイラストにしているのですが

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すごい量! 圧倒されました

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え? マジ?? やだなあ

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これも初期の作品。ため息で紙が揺れます

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ぶくぶく観音。ストローで水をずーっとぶくぶくしているという……

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最後にカッコイイヨシタケさんに守られながら退場すると

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そうだねえ

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こんなのを一枚引けます


 ちなみに私の「なれるかもしれない」はミステリ作家でした。ミステリは無理だなあ、読んではいるけど書ける気はしない。[ふらふら]

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もっと見たい~!

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そうに違いない!

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バスの距離、長いからね。その通り


 とても面白い展示でした。絵本作家として名を馳せているヨシタケシンスケさんですが、筑波大時代の作品や、初期の作品がたくさん展示してあって、その頃からかなり面白かったことがわかりました。ほぼ全部写真が撮れます。子供連れのお客さんが多かったけど、この面白さは、大人になってからはまた別の楽しみ方がありそう。
 バス[バス]で宇都宮駅前に戻ると、もうお昼。
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ここは、当然

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餃子ですよね![レストラン]

 
 その後、駅の反対側に回って、今回のもう一つの目的である宇都宮ライトレールに乗りました。
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ピカピカ、乗り心地よし

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けっこういっぱい走っています


 というわけで、青春18きっぷ、6600円[有料]ほど使っての1泊旅、終了です。まだ半分残っているなあ、次はどうしようかしら。

posted by あーる at 09:41| Comment(9) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月28日

ちょっと早めにバックレて、青春18きっぷ旅第1弾 ーアートやら電車やら その2ー

 前橋のまちのアート巡りを終えて、次は萩原朔太郎記念 前橋文学館へ。これも割と近いところにあります。中高生時代、なんだかむやみと萩原朔太郎を読んだ記憶があります。詩の良さがわかっていたわけではないと思うけど、言葉の使い方が面白かったんだろうな、きっと。

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いいねー、このセンス!


 詩も面白かったんだけれども、やはり一番今でも印象に残っているのは、自分の脚をどんどん食べちゃうタコの話。萩原朔太郎を読んで小中学生が描いた絵がいくつも館内に飾ってあったのですが、猫に並んで、タコを描いた人が多い。やっぱ、そうだよねー、あの話、強烈だよねー。うん、うん。

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家具のデザインもされたのか、多才な人だな

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朔太郎の世界を刺繍したアート展示もありました

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外には銅像。いや、本人は絶対こんなキャラじゃないよね、たぶん[わーい(嬉しい顔)]

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文学館の向かいに移築された生家の屋根には猫の彫刻


 次はけっこう歩いて臨江閣という大きな建物へ。国指定の重文ですが、観覧無料。イベントには貸し出すという太っ腹[るんるん]

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どどーん

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すっごい大広間! 大宴会[ビール]ができそうです(させてくれないと思いますが)

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洋室もあります。ここも広い!

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文字通り川を望む良い場所なのですが、光の加減が悪くて外の景色は撮影[カメラ]できず[バッド(下向き矢印)]


 さて、この日の夜は、新前橋ターミナルホテルというところのカプセルに泊まったのですが、一つ大きな勘違いをしてしまいました。自分的には、「新・前橋ターミナルホテル」なのだと思っていたのですが、実際には前橋のほかに新前橋という駅があり、「新前橋・ターミナルホテル」なのでした。というわけで、駅から徒歩2分の駅=新前橋なのです。
 臨江閣まで歩いてきて、Googleマップで見比べたのですが、臨江閣から前橋駅までは徒歩[くつ]30分、新前橋ターミナルホテルまでは徒歩[くつ]37分なのです……うーん、どうしよう。
 ま、天気[晴れ]もいいし、ちょっと寒い[雪]けど歩くか! と決意して、新前橋ターミナルホテルまでどんどん歩き[くつ]ました。途中、「歓迎・ニューイヤー駅伝」なんていう幟がたくさんからっ風にはためいています。ガンガン歩いていたのでさほど寒くはなかったのですが、何しろ風が強くて[ダッシュ(走り出すさま)]冷たい![雪] 元旦からこんなところを走る[ダッシュ(走り出すさま)]実業団ってすごいなあ、と感心しました。

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やっと着いた! ここはカプセルタイプのお部屋の入口

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カプセルっていうけど、ぜんぜんいいじゃん、部屋![わーい(嬉しい顔)]


 このホテル[ビル]、カプセルタイプと普通のお部屋のタイプがあるようですが、私はカプセルを選びました(安いし、狭いとこ好き)。カプセルっていうけど、いわゆる棺桶積み重ね型ではないので、圧迫感は全然なし。むかーし遊びに行ったバンコクの売春宿を思い出しましたが、あれよりは少し狭いか。が、お風呂[いい気分(温泉)]は大浴場に+岩盤浴まであるし、共同冷蔵庫はないけれども缶チューハイとおにぎりを預かってくれたし、サービス満点でした。駅から近いし、いいな[るんるん]、ここ。
 ただし、新前橋の駅前はあまりお店[家]がなくて、お夕飯[レストラン]は近くのもつ焼き屋へ。

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突き出しのサラダ、オニスラ、生ビール

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ぼけたけど、生タンとかってやつ。美味しい

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もちろんもつ焼きも美味しかった!


 12月22日(金)の夜だったので、どうも大宴会[ビール]の予約が入っているらしく、一人で予約もなしにカウンターの端っこに座らせてもらえたのはラッキーだったかも。ただ、予約の人が多いのでガツ刺しがなかったのがちょっと残念でした。
 生ビール[ビール]と黒ホッピーでおとなしく帰って、岩盤浴やって寝ました。
 岩盤浴、久しぶりにやったけど、自分でも気づかないうちに寒い[雪]中をガンガン歩いた[くつ]せいで体が冷え切っていたのか、1時間[時計]近くもゴロゴロしてやっと汗[あせあせ(飛び散る汗)]が出てきました。気持ちよかったー。

 翌日に続く。

posted by あーる at 17:04| Comment(2) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月25日

さらにたまった

 クロディーヌ・モンテイユ『キュリー夫人と娘たちー二十世紀を切り開いた母娘 』読了。

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 偉人伝なんてものは、子供向けのダイジェストではだいぶ読んだけれど、それだけ読んでその人のことをわかったように思っていていいのか、と疑問を呈したくなった。夫亡き後のスキャンダルや二人の娘たちの正反対な生き方、そして本人と娘たちのガラスの天井との戦いなど、知らなかったことばかり。

 シャーリィ・ジャクスン『丘の屋敷』読了。

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 作者本人はかなり早く亡くなっているが、ホラー文学に「シャーリィ・ジャクスン賞」を残した先駆的な女流作家。やはり大きな洋館は、怖い。古い作品だが、怖がらされた。

 佐藤史恵『マカロンはマカロン』読了。

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 フレンチレストランのシェフが解き明かす謎の数々。コンビニのおにぎりなんかかじりながら読んでいると、なんだかむなしくはなるが……ただ、料理の名前や表現をてんこ盛りにされても、食べたことないしなあ。あるいは、その方が幸せなのか? 内容は相も変わらず、絶妙のミステリ短編集。

 中山七里『夜がどれほど暗くても』読了。

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 暗かったが面白かった。が、最後に西原理恵子の解説マンガがあるとは! 驚きました。

 新津きよみ『セカンドライフ』読了。

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 年齢的にも気になる内容。面白いが、時に身につまされる。

 宇江佐真理『昨日のまこと、今日のうそ 髪結い伊三次捕物余話』読了。

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 髪結いと芸者の異色カップルのシリーズからのスピンオフ。楽しめたけれども、あとがきを本人が書いていないということで、否応なしにも宇江佐さんが亡くなったのだな、ということを思わされる。もったいないなあ。

posted by あーる at 23:22| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする