薄いが読みごたえがあるというか……哲学的な物語。ただ、なんだかこの作者は勝手にイタリア人かスペイン人と思い込んでいたが、実際にはブラジル人。ラテンアメリカ文学だったりして。面白いが、片手間には読めないというか、まじめに読まないと内容が頭に入ってこない本。
馳星周『雨降る森の犬』読了。
いい話だけれど、どうしたんかなあ、馳星周。すっかりデトックス。バイオレンスは忘れたような。
工藤ノリコ『ノラネコぐんだんおばけのやま』読了。
ううーん、こうなると偉大なワンパターンだけど、やっぱり笑ってしまうノラネコたち。学習しないなあ、こいつらは。
仁平綾『ニューヨークの猫は、なぜしあわせなの? 75匹の猫と飼い主のリアルな暮らし』読了。
スタイリッシュすぎる画像だが、まあそれはデザイン系のおしゃれ夫婦のおうちが多いから仕方がないかな。でも、どれも猫とのエピソードを見ると、うれしくなってしまう。どこの国でも猫好きは一緒だな。